どうも、ぼくです。
日々の何気ないことなどやいろんな趣味についてのブログを作りましたが、あえて映画だけはこっちに分けようかと思いました。
ここでは、過去に見た映画の紹介や、新作の映画についてなどいろいろ映画のことについた書いて行けたらなあと思っています。
そんなこんなで第1弾はこちら
ソニーピクチャーズが贈る、MERVEL作品では珍しいアニメ映画
スパイダーマン:スパイダーバース(原題:SPIDER-MAN INTO THE SPIDER-VERSE)
◆監督
ボブ・ペルシケッティ
ピーター・ラムジー
ロドニー・ロスマン
◆製作
アビ・アラド
フィル・ロード
◆キャスト【声の出演】()内は日本語版キャスト
マイルス・モラレス/スパイダーマン シャメイク・ムーア(小野賢章)
ピーター・B・パーカー/スパイダーマン ジェイク・ジョンソン(宮野真守)
グウェン・ステイシー/スパイダーグウェン ヘイリー・スタインフェルド(悠木碧)
いや本当に面白かった…
コミックとアニメのいいとこどりのような映像におしゃれをそのまま表現したかのような音楽、
主人公の葛藤から成長をまっすくぐと描いた物語、そしてそれを盛り上げるいろんなキャラクター達そのすべってがうまく混ざり合ったような作品
アート!って感じで見ていて楽しい作品です。
スパイダーマン?スパイダーバース?いっぱいいるけどどういうこと?と初見の方は情報が多すぎて混乱してしまうかもしれませんが大丈夫!
この映画はそんな、スパイダーマンはもといアメコミのことを知らない人が見ても楽しめる作品になっています!!
あらすじ
スパイダーマンが存在することは秘密でもなんでもない。みんなが知っている。でもみんなが、いや、スパイダーマン自身も知らないこと――スパイダーマンは一人だけじゃない。
なぜならこの世界にはいくつもの次元(ユニバース)が存在するから。私たちはマルチバースに生きていてそのほとんどが私たちの住む次元に似ているけど、微妙に違ってもいる。
ヴィジョンアカデミーの生徒マイルス・モラレスは、驚くべきスパイダーパワーを手に入れ、スパイダーマンをはじめ、スパイダーグウェン、スパイダーマン・ノワール、スパイダーハム、ペニー・パーカーとSP//drに出会うことで、その事実を目の当たりにすることとなる。
ある日のニューヨーク、マイルスは叔父さんと地下鉄のトンネルに落書きをしているときに奇妙なクモに噛まれてしまう。次の日、彼は人生が一変したことに気づく。壁を這うようにして登ったり、大きく飛び跳ねたりできるのだ…まるでスパイダーマンのように!
自分の体に何が起こったのかを突き止めるため、マイルスは再び地下鉄のトンネルへ向かうと、そこはスパイダーマンと巨大なグリーンゴブリンの壮絶な戦いの真っ只中だった。。
運命と偶然が重なり合い、マイルスは全く新しいスパイダーマンとなることを余儀なくされ、恐ろしい敵たちに立ち向かうことに。でも、そんなに怖いことじゃない。だって、マルチバースから突然彼の次元に姿を現したスパイダーたちが助けてくれるから。
これはすごくいいニュースだ。でも、悪いニュースもある。スパイダーたちが一つの次元に集まると、マルチバースが滅びる可能性があるという―――!?
(パンフレットより引用)
つまり、スパイダーマンがいろんな次元に存在している世界観ということです。
そこで主人公であるマイルス君もまた、スパイダーマンの能力を手に入れることとなる。。。という物語です。
次はその異なる次元のスパイダーマンたちを紹介します!
・スパイダーマン(ピーターBパーカー)
別の次元から来たピーターパーカー。
マイルスの次元のピーターとそっくりだが、髪の色やおなかが出ていたり、また40近くのおっさんということもあっていろいろと疲れて切ったおじさんになっている。
成り行きからマイルスの先生としてスパイダーマンとは何かを教える羽目となる。
・スパイダーグウェン
グウェン・ステイシーという女性で、ピーター・パーカーの代わりにクモに噛まれて力を得た女性ヒーロー。
ちなみにオリジンでは、ピーターの彼女になったりするキャラでもある。
・スパイダーマンノワール
正体はピーター・パーカーと同じ名前ではありますが、こちらは1930年代を背景とした次元からやってきたスパイダーマン。スパイダーグウェンとは対照的に、全身真っ黒(モノクロ?)で描かれている。言動や戦闘も非常にダンディで男らしい。この人本当に好き←
・スパイダーハム
見た目からしてもうやばい。
一見、豚がクモに噛まれて力を得たのかと思われがちなのだが、実は本体がクモであって、放射性を帯びた豚に噛まれたことによって今の姿となったとのこと。訳が分からん
アニメ映画という今作ではあるが、その中でも飛びぬけてカートゥーンチックな描かれかたをしており、戦闘シーンも個性が強い。
・ペニー・パーカー SP//dr
遥か未来からやってきたアジア系の女の子。父親から受け継いだロボットとサイキックででリンクして操作する。
ノワールはモノクロ映画風、スパイダーハムはカートゥーンチック、そしてこの子は日本のアニメ風な描かれ方をしており全員並んだ時の差がすごい。
以上の様々なスパイダーマンが現れることとなる本作なのだが、タイトルにもあるようにマイルス君がスパイダーマンになるまでという物語が主軸になっていると思われます。
力を手に入れた彼が真っ先に言った言葉が
「いやだ」
だったんですよね。
この言葉が等身大の少年であるマイルスが抱える複雑な心境を物語っています。
自分にできるわけがない
でもやらなきゃいけない
そうなったときに支えてくれる似た境遇の仲間たち。
こういう各キャラが歯車となってストーリーがかみ合っていくのが本当に気持ちがいいんです。
映像の作りこみ
アニメ映画という今作品。映像が本当にすごいんです。
ワンカット切り抜いただけでも芸術で、コミックのような手法をいくつも取り入れ作画しなおしています。
コミックとアニメの融合といえます。
また、全編を通してジェットコースターのように進んでいくため、全身で体験できる4DXなどで見てみると本当に気持ちがよいのです。
細かいところまで語りたいけど、DVDが出てからかな。。。